2011年買ってよかったもの(携帯電話編)

最初「ハードウェア編」だったのですが携帯だけで相当な分量になったので「携帯電話編」にしました。

Google Nexus S(北米 T-Mobile版・SIMフリー)

詳しくはこれ
今年は Android, Windows Phone, iOS と3OS全てのSIMフリー端末を購入したけれど、
結局一番使っていないのは Android だと思う。

HTC Radar(UK版・SIMフリー)

HTC Radar 01

HTC から発売された Windows Phone 7.5(Mango)機
UK の Handtec から 約 313 ポンド(送料込)で購入。
Windows Phone 自体には 7 の頃から注目していたのですが、7.5で遂に日本語対応となったことを受けて早速購入してみました。

そもそも白を注文したのですが、UKでのSIMフリー版はグラファイトのみの販売となり、結局届いたのがグラファイトだったなど、ちょっとしたトラブルはあったものの、気にせず使っています。

Windows Phone 7 は従来の Windows Mobile 6.5 とは全く違うOSとして設計された Microsoft の新しい携帯端末向けOSです。全てのアプリケーションは Metro というデザインガイドラインに基づいて設計されており、統一されたインターフェースと高速な動作を提供します。動作やインターフェースなどは以下のページの動画をいくつか見て頂くのがよいかと思います。

Youtube windows phone channel
http://www.youtube.com/user/windowsphone

ハードウェアの面では「Chassis」と呼ばれる共通仕様を設け、CPUであれば1GHzのARMv7以上(Snapdragon QSD8x55, MSM8x55)、といったように、ハードウェアの必須要件をある程度絞り込むことで、ハードウェアの基本性能を統一し、アプリケーション開発や品質維持を容易にしています。ただし、Chassis で決められているのは必須の要件ですので、その要件さえクリアすれば残った部分のカスタマイズはハードウェア開発者側に任されています。
少し例を挙げると、画面解像度は480×800ピクセルとされており、変更ができません。このため、国内のどこぞのAndroid端末のように1280×720ピクセルの端末を作って売れるメーカーにとっては(高性能をウリにできないという意味での)足枷になりますが、ユーザにとっては1280×720ピクセルの端末を買ってみたら、描画が重すぎる上にすぐ熱暴走する、というような体験がないことがある程度は保証されています。

サービスの設計思想として特徴的な点として挙げられるのは Peopleハブ でしょう。Peopleハブ は連絡先の一件一件に対してそれぞれTwitterやFacebookといったアカウントを割り当てることができます。友人のタイムラインは、Twitter、Facebookといった複数のタイムラインが混ざったものになります。返信をする時もTwitter宛の返信かFacebook宛の返信かは意識する必要はありません。ただ「返信」するだけでPeopleハブが自動的に判別してTwitterの発言にはTwitterで、Facebookの発言にはFacebookで返信してくれます。これは従来のサービスを基礎としたコミュニケーションではなく、人を基礎としたコミュニケーションを提案するものだと思います。

使ってみた感想としては、まだアプリ等が出揃っていないこともあり、これ一台で色々...というには少し物足りない印象があります。Peopleハブもコンセプトは良いと思うのですが、まだまだ機能が足りないところがあり、結局専用のクライアントを使い分けている状態です。1台で使うならまだ iPhone を使うだろうなという印象ではありますが、軽快な動作と Metro UI の操作感覚は触っていて非常に楽しいし気持ちいいですね。個人的にはその点においては iPhone よりも評価しています。

残念ながら日本ではau+東芝のIS12Tのみの展開となっており、今後の見通しもあまり明るくないという噂ばかりが耳に入ってきますが、とてもよいOSだけに是非頑張って欲しい。Windows 8 における Metro UI の導入と Phone とのアプリケーション連携を切札に日本での成功を願っております。

iPhone4S(北米版・SIMフリー)

※ 北米版を購入する方への注意:日本のAppleStoreでは北米版 iPhone の修理が行えません。
実際にお店で確認してはいませんが、確認した数名の方は断られているようです。SIM フリーの iPhone を使いたい方は、それなりの覚悟をして購入するか、香港版やシンガポール版を購入しましょう。

iPhone4S には docomo の SIM を挿して Xiにねん+Xiパケ・ホーダイで使っています。
Xiパケ・ホーダイの場合、

  • テザリング可能
  • 月4410円定額(ただし2012年4月からは5980円)
  • 2012年10月からは7GBまで定額、以降は2GBごと2625円(10月までは当月末まで128Kbps制限)
  • 通話プランはタイプXiもしくはタイプXiにねんのみ

というプランです。従来はSIMフリー機=PC扱いで、全ての通信がテザリング通信扱いのため、月額8190円と高額なパケット定額料金がネックでしたが、Xiプランの登場により、SIMフリー機でもパケ・ホーダイの恩恵が得られるようになりました。

iPhone4S SIMフリー版を1つ持ち歩けば外での作業や会議でも docomo の 3G 通信が使えるため、大変便利です。
7GB超えることは3Gで使っている限りはそうない印象ですが、LTEでテザリングをバリバリやっていると少し不安かな…という量ですね。

その他

iPad2は使ってないなー...

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